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スタッフブログ,皮膚のこと
2019/09/08
帯状疱疹のこわい後遺症

最近、帯状疱疹で受診される患者様が増えています!

 帯状疱疹とその後遺症”神経痛”は、ワクチンで予防できるって知っていましたか?

 

  疲れや過度のストレスなどで発症すると言われている『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』。 日本では80歳までに3人に1人が帯状疱疹になり、50歳以上で発症率が上昇しています。 

  

☆帯状疱疹ってどんな症状? 

ピリピリするような痛みからはじまり、少し遅れて顔や体に赤い斑点と小さな水ぶくれが出現します。水疱が破けたり、かさぶた状になるまでの期間は10日~2週間程度で、皮膚の表面が正常に戻るまでには1カ月ほどかかります。

   

☆帯状疱疹で怖いのは、『帯状疱疹後神経痛

 皮膚表面は治っても、ピリピリとした痛みが長い間残ることがあります。若いうちは神経の修復も早いですが、高齢になって神経に傷がつくと、なかなか治癒しないで痛みだけが長く続き、眠れない・食べれない・うつ状態になるなど日常生活も困難になるほど苦しんでしまう人がいるのです。帯状疱疹にかかった方の約2割に、帯状疱疹後神経痛が残るとされています。


50代以上で帯状疱疹が増加

 帯状疱疹は『水痘・帯状疱疹ウィルス』によって引き起こされます。はじめて感染したときは水ぼうそうとして発症します。治癒したあともウィルスは体内に残っていて、何十年も悪さをする機会を伺っているんです。加齢や過労、強いストレスなどが引き金となって、ウィルスに対する免疫力が低下すると帯状疱疹として発症します。   ワクチンを接種すれば、抗体が再び活性化され、帯状疱疹を予防または症状を軽く出来ます。そして、このワクチン接種で、帯状疱疹後神経痛になる可能性も減らすことができるんです!


当院では、50歳以上の方を対象とし、『乾燥弱毒性水痘ワクチン』の接種が可能です

皮下に1回接種:料金¥6500-(税別) 

ワクチンは取り寄せのため、予約制とさていただいております